声優オーディションでボイスサンプルを提出するケースはかなり多く、声優をはじめナレーターさんやMCなどでも必須の提出物にしているところが多いようです。
ボイスサンプルとは自分の声を録音したものであり、ボイスサンプルによって声質やそのキャラクター、安定性などを判断されます。つまりデザイナーでいえばポートフォリオであり、声優にとっては自分そのものとも言える大事な提出物です。
ではボイスサンプルには何を録音すればいいのでしょうか。オーディションによっては指定されていることがありますが、逆に指定が無い場合に困ってしまいます。まず自己紹介を入れるのも基本ですし、ナレーションとして何か紹介してみる、ブランドや商品でもいいと思います。
他にはセリフとして年代別に特徴付ける、中学生、大人、高齢者、という風に分けてみたり、パーソナリティ的にフリートークを入れる、例えば自分の身の周りに起こったことなどでも、自分のキャラクターをうまく出すようにするのもコツです。
指定が無くてもサンプルとしての媒体の形式や内容の時間指定、セリフやナレーションをいれてください、とあったり、既存の役者さんを真似ないでください、等の指定もよくあるようです。
またサンプルの説明をメモしたり、郵送の場合が多くなりますので、プチプチなどでCD-ROMやDVDをしっかり梱包することも大切です。もちろんプロフィールやメールアドレス、ホームページURLなども、また志望動機、自己アピールなども詳しく書いておくのが主流です。