アニソンといえば代表的なシンガーは誰か、やはりもっとも有名な方としては水木一郎さんがいます。アニメソングの帝王とも呼ばれ、日本の代表的カルチャーであるアニメ界を代表する歌手です。
元々は1968年に歌謡曲歌手としてデビューしましたが、1971年にはアニメの原始少年リュウの主題歌を担当し、それからマジンガーZやキャプテンハーロック、仮面ライダーなどたくさんのアニソンを歌い続けています。
また1999年には24時間で1000曲を歌うという大偉業を成し遂げ、単独ライブでは国内で最も多い数を歌った歌手としても知られています。最近はフランスや韓国、香港などでも活躍し、2010年には上海国際博覧会にも出演し、JAPAN WEEKのオープニングを飾ったことも話題になっています。
水木さんが歌った数多くのアニソンの中でもとりわけ有名なのがマジンガーZのオープニングテーマです。超合金でできたロボットでも有名ですが、アニソンだけは知っているという方も多いようです。
また水木さんの特徴は何といってもその熱い歌声にあります。拳がきいていてうなるような声も他の方には真似できない芸当です。
還暦を越えてなお大観衆の前でも歌い続けている不沈艦などとも言われていますが、少年時代はスタンダードジャズや映画のタイトルソングなどが好きで、将来は映画の主題歌を歌いたかったそうです。これからも長い間現役として活躍してほしいものです。